鉄棒が怖いと感じる理由克服法とは!?体操教室ではどう教える?
子どもが鉄棒をクリアするときの最大の壁となるのが「恐怖心」です。
鉄棒が高くて怖い、落ちたらどうしよう、頭が下がるのが怖い、などさまざまな理由があります。
逆上がりができる子でも前回りは怖いと感じてしまったり、鉄棒の高さが変わると恐怖心を感じる場合もあります。
では、どのようにしたら鉄棒の恐怖心を克服できるのでしょうか。
ここでは、子どもが鉄棒を怖いと感じているときの克服方法のアイデアをご紹介します。
鉄棒運動で得られる効果
鉄棒運動では主に手と腕の力が鍛えられたり、逆さになる感覚、バランス感覚を養うことができます。
手と腕の力が鍛えられる
鉄棒は腕の力で体を支えたり、ぶら下がったりといった動作をします。
体を支えながら停止してポーズをとることで腕の力が鍛えられるだけでなく、鉄棒を握ってぶら下がったり回転することで、握力を鍛えることができます。
逆さ感覚を養う
鉄棒では逆上がりや前回り降りなど、頭が下になる技が多くあります。
簡単な技では「布団干し」や「豚の丸焼き」「コウモリ」などは頭を下にして鉄棒にぶら下がる技が代表的です。
これらの技を遊びながら習得することで体が逆さになる感覚を養うことができます。
バランス感覚を養う
鉄棒では「つばめ」などの一定の姿勢をキープする技があります。
また、技を連続する場合には都度「つばめ」の姿勢を取ることも多くあり、習得するとバランス感覚を養うことができます。
さらに、回転技でも、速度や遠心力、筋力だけでなく、バランス力が必要となり、練習で鍛えることができます。
鉄棒が怖いと感じる理由
子どもが鉄棒を怖いと感じる理由には
・鉄棒が高くて怖い
・落ちたときのことを想像してしまう
・前回りで前に頭を下げるのが怖い
・手やお腹が痛い
などがあります。
早くクリアしてほしいからと無理に練習させようとしたり、大人が強引に回してしまったりすると、返って逆効果となることがあります。
恐怖で自分ではブレーキかけているのに無理に回されて怖くなってしまったり、咄嗟に手を放してしまって危険な状態になることもあります。
また、鉄棒の高さが変わることで恐怖心を感じてしまうこともあり、理由はさまざまです。
鉄棒の恐怖心克服法
鉄棒の恐怖心を克服するには、低い鉄棒で挑戦してみる、簡単な技から習得していくということが大切です。
低い鉄棒でやってみる
鉄棒の練習ではまずは低い鉄棒で練習するとクリアしやすくなります。
ただ、逆上がりのように低すぎるとやりにくい技もありますので、恐怖心を感じにくい範囲で適切な高さの鉄棒を選ぶと良いでしょう。
また、低い鉄棒の方がジャンプ力や鉄棒を下に押す力が足りなくてもクリアしやすくなります。
つばめ
「つばめ」は木にとまっている燕に見立ててポーズをとる技で、腕で鉄棒を支持し、鉄棒のうえで体を安定させることで体幹が鍛えられたり、そのあとに習得する逆上がりや前回りの基礎となります。
飛び上がりで鉄棒に上がったら腕を伸ばして腕の力で体を支え、そのままキープします。
腕を曲げてお腹で支えるのではなく、腕の力で体を支えられるように練習します。
体が支えられるようになったら脚を伸ばして揃えた状態で姿勢を保てるように練習します。
つばめができるようになったらこの体勢のまま脚を前後にスイングする練習をします。
布団干し
「布団干し」は「つばめ」の体勢から体を曲げて体でぶら下がる技です。
頭が下になることに慣れたり、鉄棒上でバランスをとる練習になります。
最初は鉄棒は握ったままでも大丈夫ですが、手を放してみる練習もしてみます。
また、「布団干し」の状態から「ツバメ」に戻る練習もします。
布団干しの状態で鉄棒をつかみ、上半身の力で「つばめ」に戻ります。
体操教室で習うと恐怖心を感じにくい
鉄棒は公園で自分で練習しようとすると恐怖を感じてしまうことがあります。
鉄棒が怖い、というお子さまは体操教室で習うと恐怖心を感じずに技をクリアできる可能性が高くなります。
これは経験豊富な体操教室の指導法やインストラクターの適切な補助により、安心して練習できるためです。
体操教室の教え方・指導方法
体操教室では年齢や能力に応じたカリキュラムを実施して生徒さん1人ひとりの成長をサポートします。
幼稚園や保育園、学校の体育では先生が1人ひとりにじっくり教えることは難しく、一旦つまづいてしまうとなかなかクリアできなかったり、できない間に恐怖心が勝ってしまい、ますます鉄棒が苦手になってしまうことがあります。
体操教室では豊富な知識と経験で、子どもがつまづきやすいポイントを中心に1人ずつ丁寧に指導します。
学校ではなかなかできない面をカバーできる点で体操教室はメリットがあります。
プロのインストラクターがしっかり補助するから安心して挑戦できる
鉄棒は下手に補助をしたり、強引に回転させようとすると余計に怖くなってしまうことがあります。
しかし、逆上がりなどの回転技は1人ではなかなかできるようにならないということも多くあります。
体操教室ではプロのインストラクターが適切に補助します。
補助があり、安全だということがわかっているので、子どもは安心して鉄棒にチャレンジすることができます。
インストラクターを信頼してチャレンジするので体操教室では新しい技にも挑戦しやすくなります。
下にマットがある環境で練習できる
室内の施設で鉄棒の練習をする体操教室では、鉄棒の下にマットを敷いて練習することが多いです。
そのため、「鉄棒から落ちたら痛い」ということを想像しにくく、恐怖心が和らぎます。
公園で鉄棒から落ちると硬い地面に体をぶつけたり砂でケガをする恐れがあり、これが鉄棒を怖いと思わせてしまいます。
体操教室では鉄棒に恐怖心を感じにくい環境で鉄棒を習うことができます。
鉄棒が怖いというお子さまは体操教室がおすすめ
鉄棒は体育の中でも特に恐怖心を感じやすい種目です。
しかし、鉄棒が怖いと感じているお子さまこそ、体操教室がおすすめです。
体操教室では1人ひとりのレベルに合わせて段階的にクリアできるようなカリキュラムを組んでいますので、恐怖心を感じにくく取り組んでいくことが可能です。
もし、お子さまが鉄棒が苦手、身体を動かすことが苦手な場合は体操教室を検討してみるのがおすすめです。
前橋市にある体育教室はKidsSportsClub FUN+にご相談ください。
教室名:KidsSportsClub FUN+(キッズスポーツクラブ ファンタス)
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