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体操教室は年少・年中さんから始めるのがおすすめの理由

子どもが保育園・幼稚園に入園したので体操教室を検討している、
という親御さんも多いのではないでしょうか。

 

体操教室は年少・年中さんの時期から始めると
運動神経を始めとしてお子様の発達に重要な役割を果たします。

 

この記事では体操教室を幼児期から行うことのメリットについてご紹介します。

 

体操教室は年少・年中さんから始めるのがおすすめ

体操教室は1~2歳から始めることができます。
中には0歳児向けのベビー体操教室を開催しているところもあります。

 

しかし、一般的には3~4歳ごろから体操教室を始める方が多く、
また、体操教室も3歳から受け入れているところが多くあります。

 

3~4歳ごろから体操教室を始める理由は、このくらいの年齢になると人の言うことを聞けるようになるためです。

 

体操教室は怪我を招きやすい習い事ですので、講師の話をきちんと聞き、ルールを守ってレッスンを受ける必要があります。
そのため、講師の言うことを理解できる3歳頃から始めるのが望ましいと言えるでしょう。

 

また、幼児期になると体力がついてきて活発になり、
体力を発散させるためにも体操教室を検討される方も多いようです。

 

それだけでなく、3~4歳時に体操教室を始めるのがおすすめの理由は
以下でご紹介する幼児期の運動能力の発達に重要な役割があるためでもあります。

 

幼児期の運動は発達に重要

幼児期の神経系の発達は6歳頃までに大人のおよそ90%に達すると言われています。

 

この時期に色々な動きを行うことで日常生活で必要な身体の動きや防衛反応、
今後のスポーツなどさまざまな動きに結びついていきます。

 

しかし、近年の社会環境や生活様式の変化に伴って、体を動かす場面が減ってきており、
子どもの運動能力・体力が1990年代以降低い水準にとどまっていることが問題視されています。

 

運動する機会が減ることは、運動能力や体力が低くなるということだけでなく、
意欲や集中力、積極性、自己統制力、社会性というような認知的機能の働きにも悪影響を及ぼすと言われています。

 

幼児の動きの発達と効果的な運動

 

3~4歳ごろ

3歳ごろからは次第に動き方が上手になっていく時期に入ります。
身体のバランスを取る動きや身体を移動する動きを経験させていくと良いでしょう。

 

4~5歳ごろ

これまでに経験した基本的な動きが定着し始める時期です。
用具などを操作する動きを経験させると良いでしょう。

 

5~6歳ごろ

無駄な動きや力みなど、過剰な動きが少なくなり、身体の使い方が上手になっていく時期です。
基本的な動きを組み合わせた運動にも取り組みながら、
これまで経験した動きを滑らかにできるようになることが期待されます。

 

幼児体操教室で得られるもの

 

基礎的な運動神経や運動能力を養うことができる

体操教室で行う種目はたくさんあり、これらの種目を組み合わせて行うことで運動能力を養うことができます。
体操教室で行う動きはさまざまなスポーツを行うための基礎が詰まっていますので、
楽しみながら取り組むことで運動能力が高まっていきます。

 

特に幼児期は運動神経がグングン発達する時期です。
基本的な動きを繰り返してみたり、新しい動きに挑戦することで、運動することに抵抗を感じにくくなり、
運動することへの苦手意識を取り除くことができます。

 

達成感を味わうことができる

体操教室では簡単な運動も行いますが、新しく技や種目にチャレンジもします。
最初はできなくても練習して補助なしで1人でできたときは嬉しさや達成感でいっぱいになるでしょう。

 

できないことも練習すればできるようになることを知ったり、できるようになったことで
次の技にチャレンジしてみようというチャレンジ精神が育まれます。

 

幼児期に達成感と挑戦心を体験することで、自分に自信を持つことができます。
また諦めない心やできるように工夫しようという気持ちを養っていくことができます。

 

協調性を身に付けることができる

体操教室はグループレッスンが一般的です。
レッスン中は講師の話を聞いて、お手本を見てから実技に入っていきますので、自分勝手な行動をすることができません。

 

マットや跳び箱、鉄棒はみんなで一斉に取り組むのではなく、順番に並んで自分の番を待って演技をします。
また、皆で協力して準備や片付けを行うこともあるでしょう。

 

決まりを守りながらレッスンを行っていきますのでルールを守ること、順番を守ることを学ぶことができます。
さらには、お友達の演技を見てそれを真似したり、参考にする、といった能力も養うことができます。

 

体操教室のレッスン内容

幼児向けのレッスン内容は主に身体を動かすことを楽しむことに重点を置いていて、
走る、ジャンプする、リズムに合わせて身体を動かすといった基礎的な運動能力を伸ばす内容が中心です。
さらに、跳び箱や鉄棒を使った運動にも積極的に取り組んでいきます。

 

レッスンの内容としてはまず挨拶をし、準備体操を行います。
その後しっかりと柔軟体操をしてから本格的な運動に移ります。

 

鬼ごっこなど子どもが楽しく遊びながらできる運動や、
ボール運動やマット運動、縄跳び、跳び箱や鉄棒などがレッスンの内容に採用されます。

 

どれも楽しく遊びながらちょっとずつ挑戦していく、というような要素が含まれますので
できることが増えていく楽しみを覚えたり、コミュニケーション能力を育みます。

 

体操教室を検討するならまずは体験レッスンがおすすめ

体操教室を選ぶ際にはまず体験レッスンを受けるようにしましょう。

 

特に体操教室の場合、お教室によってレッスンの内容やカリキュラムが異なることが多く、
体験レッスンでカリキュラムの内容や雰囲気を掴んでおくと失敗が少なくなります。

 

何よりもお子様ご本人が楽しんで通えなければどんなに良い体操教室でも続かなくなってしまいますので、
体験レッスンでお子様との相性をしっかりチェックした上で入会するようにしましょう。

 

体操教室は幼児期に始めると効果的

3~4歳の幼児期に身体を動かすことは運動能力を高める上で重要な役割を果たします。
とはいえ、現代の社会環境では思いっきり身体を動かす環境が少ないのが現状です。

 

体操教室ではレッスン中は思いっきり身体を動かし、
新しいことにもチャレンジする機会がたくさん設けられていますので、
運動神経を養わせたい、運動能力を高めたい、という方にはぴったりです。

 

気になったらまずは体験レッスンから受けてみてはいかがでしょうか。