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保育園児・幼稚園児に体操教室はどんなメリットがある!?

保育園や幼稚園に通う頃の幼児期に体操を習うと運動能力だけでなく
コミュニケーション能力などさまざまな能力を磨くことができます。

 

そこで、幼児向け体操教室のメリット、習える内容や体操教室の選び方などをご紹介します。

 

幼児期に体操を習うメリット

子どもの時期に体操を習うとたくさんのメリットがありますので、代表的なものをご紹介します。

 

基礎的な運動能力が身に付く

3歳~10歳はゴールデンエイジと呼ばれ、運動神経が発達する時期です。

 

この時期に、跳ぶ、回る、走るなど、さまざまな動きや運動を繰り返し行うことで
運動に関わる神経が刺激され、運動能力が身に付きます。

 

さらに体操で様々な動きをすることで自分の体を思い通りに動かす能力が身につきます。
この能力はどんなスポーツでも必要で、さらに怪我をしにくい体づくりをすることができます。

 

自己意識と主体性が身に付く

自己意識とは、外界や他人と区別された自己が存在することに気づくことです。
体操や運動では技を習得していきますが
技に挑戦してできるようになるためには自己意識が不可欠となります。

 

また、目標を達成したときの成功体験を感じたり、好きな種目と嫌いな種目が出てくると
自分の得意な運動と苦手な運動に気づくことができますし
目標に向かって頑張る、自分で目標を作るなどと言った主体性も身に付きます。

 

コミュニケーション能力と協調性が身に付く

体操は順番に並んだり、道具の使い方を守るなど、ルールを守って行っていきます。

 

決まりを守ったり指導者の話を聞く、お友達の演技を見たりと
コミュニケーション能力を磨いていきます。

 

集団でレッスンを受けることで指導者や他人と接するときに必要な礼儀を学ぶこともできます。

 

運動が好きになるきっかけになる

子どもを体操教室に通わせる目的の1つに
「体育の授業で困らないように」「体育が苦手なので」という声も多く聞かれます。

 

体操教室では跳び箱やマット、鉄棒など
小学校の体育で行われる器械体操は一通り習得することができます。

 

お教室では、専門の講師が子どもたちひとりひとりの能力に合わせて丁寧に指導するため
着実にできることが増えていきます。

 

そのため、小学校の体育の授業で行われる器械体操の種目であればできるようになっていきます。

 

運動が苦手なお子様でも、お教室で習ってできることが増えれば
「跳び箱が怖い」などの恐怖心も薄れますし、できることが本人の自信となり
それが運動を好きになるきっかけとなる可能性があります。

 

幼児向け体操教室の内容

ここでは保育園児や幼稚園児向けの体操教室では一般的にどのようなことをするのかご紹介します。

 

基礎的な動きを学ぶ

幼児向けの体操教室では、柔軟体操やリズム運動などの
基礎的な運動に取り組むところから始まります。

 

バランスやリズム感覚を養い、子どもの発達に合わせて基本的な運動能力を鍛えていきます。

 

準備体操では講師の真似をしながらみんなで同じ動きをすることで協調性を養います。

 

鉄棒・マット・跳び箱

鉄棒、マット、跳び箱、平均台などの機械体操も実践していきます。

 

鉄棒は保育園児、幼稚園児であればぶら下がるところから始まり、前回り、後回りを習います。
マット運動では前転、後転、側転などの技、跳び箱では開脚跳び、閉脚跳びを習得します。

 

ボールなど道具を使った運動

お教室によりますが、器械体操以外にもボールや縄とびなどの道具を使った運動も実施しています。

 

ボールを投げたりキャッチしたりすることで距離感を捉えて
ボールを投げる強さを加減するといった能力を鍛えます。

 

時にはトランポリンを使った運動を行うこともあります。

 

体操教室の目的別の選び方

体操教室にはさまざまな通い方があります。

 

目的によりお教室の選び方も変わってきますので
一度目的を再確認してからお教室選ぶと失敗が少なくなります。

 

長期的に通いたい

週に1回、長期的に通いたい場合、家の近くで保護者の人が送迎しやすい場所の選択肢の中から
お子様ご本人に合ったお教室を選ぶのがおすすめです。

 

また、長期的と言っても何歳くらいまで通うのか、についても考えておくと良いでしょう。

 

幼児用教室の場合は小学生以降も続けたいときに
同じお教室に小学生向けプログラムがあればスムーズに移行できますが
ない場合は別のお教室を探すことになります。

 

レッスンの日時、時間は日常生活に負担がないか、継続しやすい料金であるかも重要なポイントです。
振替レッスンなどについてもチェックしておくと安心です。

 

夏休みや冬休みを使って通いたい

夏休みや冬休みなど長期休暇を利用して通いたい、短期的に通ってみたい
という場合は短期集中コースや回数が決まっているコースを設けているお教室を選びます。

 

短期で一旦終わりますのでお試しにもなります。

 

大会に向けて通いたい

お教室の中には大会の出場に向けたレッスンを設けている所もあります。

 

大会まで集中できそうな環境か、目標達成のための技術の習得ができる練習メニューか
講師との相性は良いかなどをチェックして選ぶようにしましょう。

 

体操教室の費用相場

 

月謝の相場

体操教室の月謝の相場は週に1回のレッスンで約5,000円程度~約8,000円程度です。

 

保育園や幼稚園に体操教室の講師が行き、園の施設を利用して体操教室を行っている園内教室もありますが
園内教室の場合は月謝が約2,000円程度~約3,000円程度が相場で、比較的安いのが特徴です。

 

月謝以外の費用

多くの体操教室では保険料がかかります。
保険料は約500円程度~約2,000円程度とお教室によって異なります。

 

ユニフォームがある体操教室ではユニフォーム代がかかります。
また、体操教室でキャンプやスキー教室など課外授業がある場合、都度費用がかかります。

 

まずは体験教室に参加するのがおすすめ

もし、気になるお教室があったら無料の体験レッスンに参加することをおすすめします。

 

体操教室はお教室によって取り入れている種目や雰囲気が幅広いためです。
学校の体育の授業に近い形式の体育教室、器械体操中心の体操教室
マット運動専門の教室、小学校受験対策専門の体操教室などなど、お教室によって大きく異なります。

 

お子様と講師との相性も重要ですので、まずは体験レッスンに通ってみて
お子様の意見も参考にしながら通う教室を決めていくのがおすすめです。