子どもの身体づくりで大切なのは基礎体力と柔軟性です。
基礎的な筋力を鍛えるのと同じくらいストレッチも大切です。
柔軟性が高いと怪我もしにくくなりますので、運動だけでなく日常生活でも柔軟性があった方が良いです。
実は体操教室は子どもが身体を動かすために必要な柔軟性と基礎体力を
楽しみながら自然に身に付けるのにぴったりです。
子どもが柔軟性を身に付けるメリット
一般的に「身体が柔らかい」とは筋肉と関節が柔軟であることを指します。
筋肉が柔らかければしなやかに動くことができ、関節が柔らかければ足の開脚など可動域が広くなります。
子どもが柔軟性を身に付けるメリットは主に
・動きをスムーズにする
・怪我をしにくくなる
の2つです。
柔軟性はスポーツや運動をする際に動きをスムーズにするために役立ちます。
プロスポーツ選手は技術はもちろんですが、身体のしなやかさを持っています。
筋肉と腱がよく伸びることで力強さ、素早さ、しなやかさのある動きをすることができます。
テニスで肩甲骨を柔らかく素早く動かすことで腕をしならせ
威力のあるサーブを打つ、サッカーで相手チームのボールを遮るために身体を大きく傾けて足を入れて阻止する
など、瞬間的な動きにも柔軟性が必要です。
このように、柔軟性は思った通りに身体を動かせるようになるだけでなく、怪我の予防にも重要な役割があります。
身体が硬いと関節が動きにくくなっているので、ちょっとしたことで怪我をしやすくなります。
柔軟性を高めることで、バランスを崩したときに立てなおしたり、可動域が広くなっていることで怪我の予防につながります。
柔軟体操を行う際に意識しておきたいこと
柔軟体操はご家庭で親子でも行うことができます。
そこで効果的に身体を柔らかくするために意識したいことをご紹介します
ゆっくり時間をかけて行う
勢いをつけてストレッチをしてしまうと身体を痛めてしまいますし、あまり効果もありません。
ゆっくりと時間をかけて10や20など数を数えながらストレッチするようにしましょう。
慣れてきたら30秒や1分など、長時間伸ばした状態を維持してみましょう。
伸ばしたら少し休み、再度ストレッチをするといったことを3回程度行うのがおすすめです。
伸ばすときは息を吐きながら
ストレッチをするときには呼吸を意識します。
伸ばすときはゆっくりと吐きながら伸ばしていきます。
ゆっくりと吐くことでより柔らかくなると言われていますので
カウントをとりつつゆっくり吐きながら伸ばしていきます。
身体が温まってから行う
筋肉や関節は温かい方が伸びやすくなります。
入浴では身体全体が温まりますので、お風呂に入った後にストレッチを行うと効果的です。
お風呂から上がった後、約15分くらい親子でストレッチをすると
楽しみながら効率的に身体を柔らかくできる可能性が高まります。
子どもの柔軟性を高めるなら体操教室がおすすめ
体操教室で行う体操は柔軟性が必要です。
もちろん、準備運動としてストレッチ、柔軟体操はしっかりと行いますが
お教室の中で楽しみながら身体を動かしているうちに自然に柔軟性が高まっていくことも多くあります。
種目に取り組みながら自然と柔軟性が高まる
マット運動ではブリッジをしたり、回転をする際に身体を曲げたり伸ばしたり
脚を小さく身体に納めたりと柔軟性がないと技ができるようになりません。
マットで練習しながら出来ることを増やしていくと自然と柔軟性が鍛えられていきます。
鉄棒はしなやかな動きが必要です。
鉄棒をつかんだり身体の近くから離れないようにするには筋力も必要ですが
柔軟性でしなやかな動きができることで鉄棒の上で回ったりすることができるのです。
跳び箱では瞬発力が大切です。
助走してしっかりと踏み切り、素早く手を付いて跳び箱を越えるためには瞬間的な力が必要です。
身体にしなやかで速い動きをさせるには筋力と共に柔軟性が必要です。
鉄棒も跳び箱も夢中になって技を習得しようとしているうちに自然に必要な柔軟性を身に付けていくことができます。
さらに、体操にはY字バランスなど、バランス技もありますので、柔軟性の必要なバランス技を繰り返し少しずつ習得していくと身体が自然と柔らかくなっていきます。
子どものペースに合わせて挑戦していくのでどんどんチャレンジできる
体操教室の場合、子どもひとりひとりのレベルに合わせて技に取り組んだり
その子どもに合った補助をつけてくれるので自分のペースで上達していきます。
幼稚園や学校の体育の場合、お子様によっては
「怖い」「みんなと同じようにできない」といった不安から体育が苦手になってしまうことがあります。
マットで頭が下になったり、鉄棒につかまったまま回転するのは怖いですよね。
一度失敗してしまったら怖さが増してしまうのは当然のことです。
お教室では生徒さんそれぞれに合わせて1つずつ段階を経て技を習得していきますし
プロの講師がしっかりとサポートしますので、恐怖感を感じずにちょっとずつ得意を伸ばしていく事ができます。
少しずつ頑張って取り組んでいると
気づいたら幼稚園や学校の体育が簡単で楽しめるものになっているかもしれません。
まずは体験教室に行ってみるのがおすすめ
体操教室を検討している場合はまずは体験レッスンに行ってみるのがおすすめです。
特に体操教室はお教室によって大きく内容が異なりますので
実際の雰囲気やカリキュラムを確認しておくことでお子様に合ったお教室を見つけることができます。
レッスン中の雰囲気や講師の教え方、取り組む内容のほかに
レッスン費用、通いやすい場所か、何歳くらいまで通うか
お子様の希望やご本人との相性など総合的に見て通うお教室を決めましょう。
柔軟性を高めて怪我しにくい身体づくりを
柔軟性を高めると怪我しにくい身体づくりに繋がったり
しなやかな身体をさまざまなスポーツに活かすことができます。
体操教室では楽しみながら柔軟性を高めるだけでなく基礎体力や運動能力の向上に効果があります。
また、運動や体育の授業が苦手なお子様も専門のインストラクターに習うことで着実に技を習得していき
運動や体育の苦手意識を軽減する効果も期待できます。
興味があったら一度体験レッスンに行ってみてくださいね。