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子どもの体操教室はいつから通う?3~4歳の時期に始めると良いワケ

体操教室に通わせたいけど何歳くらいから始められるの?と疑問に思われている親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
また、子どもの運動不足が心配だから体操教室を検討している、という方もいらっしゃるでしょう。

 

体操教室は3~4歳から始めるケースが多いです。
この記事では体操教室をいつから始めたら良いか、3~4歳の子どもの特徴について解説します。

 

体操教室はいつから始める?

体操教室は幼児教室に対応しているお教室であれば1~2歳からレッスンが可能ですが、一般的には3~4歳ごろから始めるご家庭が多いです。

 

その理由は3歳頃になるとコミュニケーション能力も付き、先生の言葉もわかるようになる年齢だからです。

 

体操は大人の指示を聞かないとケガをするおそれもありますので、先生のいうことを聞いたり、ルールを守れることが条件となります。
また、親御さんと離れて1人で練習できることも大切です。

 

また、基礎的な体力がついてきて、運動能力がどんどん伸びる3歳頃から、基礎的な身体能力を鍛えることができる体操教室を始めるのに適していると言われています。

 

3歳の子どもの特徴・発達・できること

3歳の子どもの特徴

3歳頃になると急に成長速度が速くなり、ある程度大人と同じような生活が送れるようになってきます。
身体もどんどん大きくなり、運動機能も高まってきます。

 

言葉の発達も顕著で、3歳から4歳にかけて話せるようになる言葉の数は、平均1700語程度。
4~5語の言葉をつなげて文章として話せるようになるのもこの時期で、大人とのコミュニケーションが無理なくできるようになってきます。

 

3歳の時期は想像力が大きく発達し始める年齢だと言われています。
この時期になるとごっこ遊びがバラエティ豊富になったり、言葉からその場にはないものをイメージできるようになります。

 

また、自分以外の他者に対する思いやりが芽生えるのもこの時期です。

 

3歳の運動能力

運動面では、脳の発達によりこれまでより複雑な動きができるようになります。

 

例えば

・片足立ちができる
・つま先立ちのまま歩ける
・うしろ向きに歩ける
・階段をスムーズに上り下りできる
・3輪車に乗れるようになる
・少しの段差ならジャンプで飛び降りることができる

などです。

 

活発になっているので、単純な移動のときも動きが複雑になってきます。
できることが増えるので、より遊びが楽しくなるでしょう。

 

4歳の子どもの特徴・発達・できること

4歳の子どもの特徴

幼稚園では「年中さん」と呼ばれる4歳児は知能と言語が著しく発達し、日常的な会話はほとんどできるようになります。
2つの連続した指示に対応したり、過去・現在・未来を使い分けられるようにもなってきます。

 

自分の思いや困ったことを言葉で相手に伝えようとします。
自分の感情を簡単な言葉で表し、周囲の人の行動や発言に関心を持ち、関わろうとします。

 

友達と遊ぶときも、友達と協力してルールを決めて遊ぶようになります。
さらに、「ありがとう」「ごめんね」など、友達との関わりの中で必要な言葉を覚えながら相手の気持ちを考えることを経験する時期です。

 

4歳の頃は大脳が急速に発達しますが、その変化に本人が戸惑いを感じることもあります。

 

興奮状態の処理がうまくいかなかったり、自分でやってみたいけどうまく行かないことが多く癇癪を起してしまういわゆる「4歳反抗期」「4歳の壁」と呼ばれる時期に入っていきます。

 

親にとっては対応に困ることも多い時期ですが、揺れ戻りながらゆっくりと成長をしていきます。

 

4歳の運動能力

運動面では全身のバランスをとる能力が発達し、身体の動きが巧みになります。
全身運動と並行して細かい運動ができるようになります。

 

例えば

・片足ケンケン
・スキップ
・でんぐり返し
・鉄棒
・ジャングルジム

など、さまざまな運動や遊びに自分から取り組むようになります。

 

さらに
・1時間以上の散歩ができる
・20mぐらいを全力で走ることができる

 

など、体力が急速に向上し、親がその体力についていけないなんてことも起こってくるでしょう。

 

子どもの体力不足は社会問題になっている

子どもの体力が低下傾向にある

上の項で4歳ごろになると急速に体力がアップするとご紹介しましたが、一方で近年では子どもの体力低下も問題になっています。

 

文部科学省が昭和39年から実施している体力テストによると、項目が変更されている部分はあるものの、ほとんどの項目で現代の子どもの体力が低下していることがわかっています。

 

スキップができない、靴紐が結べないといった身体を動かす能力も低下しているとも言われています。

 

子どもの運動不足が増えている

現代の子どもの体力が低下している最も大きな原因は運動不足です。

 

外で遊ぶ場所が減り、ゲームやインターネットなどが普及し、危険な遊びや汚れる遊びをしてほしくないという親御さんが多くなっているなどの原因で、子どもが外で思いっきり体を動かす機会が減っていることが運動不足につながっていると言われています。

 

また、生活が便利になったことで日常的に体を動かす機会が減ったことも運動不足につながっています。

 

体操教室で思いっきり体を動かせる

体力がついてきた幼児期の子どもが思いっきり体を動かせる1つの方法として体操教室があります。

 

体操教室は跳び箱、マット、鉄棒のほか、かけっこや縄跳び、ボールを使ったスポーツなど、学校の体育で取り組むような多彩な種目で身体を動かします。

 

普段運動をする機会が少なく、運動が苦手、運動が怖いと思っているお子さまもプロの講師が指導しますので、安心して取り組めますし、体操教室が持っている豊富な経験から1つずつステップアップできるカリキュラムで教えていきますので、着実に技をクリアできるようになっていきます。

 

3~4歳になってきて体力の発散方法に困ってきた、子どもの運動不足が心配、という場合は体操教室で思いっきり体を動かす機会を作ってみると効果的な場合があります。

 

気になる体操教室は体験教室に行ってみる

体操教室に通わせてみたいけど実際どうなの?と迷っている場合は入会を決める前にまずは体験教室に申し込んでみると良いでしょう。

 

体験教室で実際に習ってみることで子どもに合っている教室なのかが判断しやすいですし、ご本人の感想を聞いてみて判断することもできます。

 

気になるお教室があれば、まずは体験教室に行ってみることをおすすめします。